サレ妻の心の傷

サレ妻とは「夫に浮気をサレた妻」という意味のネット用語。

どんなにひどい仕打ちを受けても、じっと耐えるサレ妻。

今回は、傷ついているサレ妻に向けてのアドバイスを送ります。

サレ妻のみじめな気持ち

A子さんは旦那さんに浮気されたサレ妻。

浮気発覚のきっかけは旦那さんの誤爆メールでした。

ある日、『会えなくて寂しい』というLINEが送られてきたそうです。

「会えないって、毎日会ってるじゃないの……」

A子さんが不思議に思っていると、新たなLINEが送られてきました。

そこには『俺も同じ気持ちだよ。本当はずっと一緒にいたい』というメッセージが。
このとき、A子さんは旦那さんの浮気を確信しました。

そのまま放置していると、５分後に『メッセージの送信を取り消しました』というコメントともに、メッセージは消えたそうです。

旦那さんが気づいて、慌てて消したことは明白でした。

しかし、『既読』というのは向こうも気づいたはず。

A子さんは問い詰めることもなかったため、その後は家庭に冷ややかな空気が流れているそうです。

こんな目に遭っても、A子さんは離婚する気はないといいます。

浮気発覚後こそ本当につらい時期。

仕事や家事も手につかず、なにもすることができないほど落ち込んでしまいます。

そんなときには、無理に離婚のことを考える必要はありません。

まずはあなたの心の傷をいやすべき。有効な手段は「感情をありのまま吐き出すこと」です。

一度生まれた感情にふたをして、我慢してしまった場合、その気持ちはいつまでも消えてくれません。

それどころか、旦那さんへの不満はどんどん増幅してしまうでしょう。

そのため、どんな形でもいいので感情を吐き出すことが大事です。

感情を吐き出して、捨てる。

この行為を繰り返すことで、心は徐々に落ち着いていきます。

気の置けない友達や姉妹など、身近な人に相談してみましょう。

「相談したら泣いてしまいそうだから、いやだ」と思わなくていいんです。

号泣することは、最もストレス解消に有効です。

もし、周りに相談できる人がいない場合は、カラオケボックスを利用しましょう。

適当に歌を入れたら、音量をあげ、思いっきり泣いてください。

人目もなにも気にせず、思いきり号泣することで、感情を開放してあげることができます。

１時間泣ききって外に出たときには、少しすっきりしているはず。それを何度も繰り返しましょう。

また、カウンセリングなどに出かけ、プロに話を聞いてもらうのもおすすめです。