夫婦のすれ違いがいつの間にか大きな溝になって……ある日、旦那さんが家から飛び出してしまった、という家庭は多いもの。
「平成30年における行方不明者の状況」によれば、男性の行方不明件数は女性の倍近くにのぼります。
弁護士ドットコムで相談のあった「夫の家出」も1425件(2019年10月29日時点)と、妻の家出よりも多くなっています。
今回は、家出をしてしまった旦那さんの気持ちを修復する方法はあるのかを考えてみたいと思います。
旦那が出ていってしまいました
A子さんは3児の母。
小さい子供の子育てのストレスから、旦那さんにイライラをぶつけることも多かったそうです。
そんなある日、旦那さんの愚痴を書いたノートを旦那さんに見られてしまい、その日、旦那さんは出ていったきり、帰ってこなくなったといいます。
「帰ってきてほしい」とLINEすると「もう無理」「帰りたくない」と旦那さん。
「別れるの?」と聞くと「うん」という返事が返ってきたそうです。
それから10日が経っても、旦那さんは帰ってきませんでした。
今週末はA子さんのお子さんの文化祭。それまでには帰ってくるだろう……と思っていたそうですが、いまだに連絡はないそうです。
「3人の子育てで精いっぱいで涙も出ません」とA子さんはうなだれていました。
旦那が家を嫌がるサイン
旦那さんが家出をしていない家庭でも、家を嫌がるサインは出ている可能性があります。
以下、旦那さんが家を嫌がっているサインをご紹介します。
・帰りが遅い
家の居心地が悪い場合、残業がない日でもわざわざネットカフェで時間を潰したりします。
・休日は外に出っぱなし
家に居場所のない旦那さんは、週末は外出してしまいます。
・会話が続かない
あなたは旦那さんに愚痴ばかり話していませんか?仕事で疲れている旦那さんは、家に帰ってきてからも愚痴ばかり聞かされると、疲れてしまいます。話しかけてもすぐに会話をやめようとするのは「疲れてる」のサインです。
・スキンシップをしてこない
女として見られない、ずっと拒まれているうちに自信をなくした、など、スキンシップが減った理由があるはずです。
旦那との修復方法
夫婦は結婚がゴールではありません。
いつまでも愛されるためには、「感謝」の気持ちが大事です。
「今日も元気でいてくれてありがとう」「生活費をくれてありがとう」「子供を愛してくれてありがとう」など、小さなことに感謝しましょう。
思いやりと感謝は常にともにあります。
旦那さんが稼ぐのが当たり前、手伝うのが当たり前、愛してくれるのは当たり前、夫婦なんだから愚痴を言うのは当たり前。
そんなふうに思っていると、旦那さんの気持ちはどんどん離れていってしまいます。
小さなことから感謝する。そして、今までのことは「本当に私が悪かったです」と素直に謝りましょう。
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