アパ不倫って何ですか?
『アパ不倫』とは、『不倫の密会でアパホテルを使うこと』を意味します。
2017年1月に発覚した、俳優の袴田吉彦さんの不倫スキャンダルによって、この言葉が生まれました。
袴田さん本人が、自身の不倫スキャンダルについて「アパ不倫」と言っていたことからも、この名前が広まることに。
また、袴田さんのスキャンダルが報道されなくなってからも、2019年3月14日に、元モーニング娘。の後藤真希さんの不倫が週刊文春によって報道された際、不倫で使われていたホテルもアパホテルだったことから、『アパ不倫』という言葉が再び注目されるようになりました。
袴田吉彦の不倫から命名という内容
袴田吉彦さんといえば、2010年にタレントの河中あいさんと結婚し、翌年にお子さんが誕生しています。
しかし、2017年1月にグラビアアイドルとの不倫を報じられ、同年に離婚しました。
不倫の際に使ったアパホテルのポイントカードをコツコツと貯めていたことが報じられると、「せこい」「
かっこ悪い」とテレビでいじられ、『アパ不倫』と名付けられることに。
とはいえ、不倫報道後、袴田さんはすぐに記者会見を開いて真摯に謝罪するなどの対応をしたほか、2017年末の『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』で、アパ不倫を散々いじり倒されたことで視聴者の笑いを誘い、バラエティー番組に出演するようになりました。
そこでも、アパホテルのポイントを貯めていたなどのかっこ悪い話をネタにして、すっかりいじられキャラとして定着しました。
4年後には再婚。テレビ番組で発表したときには、アパホテルに彼女と行ったのかとツッコまれると、「行ってないです!行ってないです!」と笑って答えるほどに、『不倫キャラ』として定着しています。
不倫する人がアパホテルを使う利点とは
『アパホテルは全国の駅前にあるきれいなビジネスホテル』――だからこそ、不倫カップルはアパホテルを使うようです。
というのも、一般のカップルであればラブホテルに入っているのを見られてもなんともありませんが、既婚者が一人でラブホテルに入っていくのを見られたら、言い訳できません。
その点、ビジネスホテルなら、万が一見られても言い訳できるので、不倫する人はビジネスホテルを使います。
ビジネスホテルの中でも、アパホテルが選ばれる理由には、以下のような点があります。
- 価格が安い
- ネットで予約できる
- エレベーターがフロントの手前にあるので、人目を気にせずに入室できる
- チェックイン時に前払いしておけば、エレベーター前のキーボックスにカギを返すだけで簡単にチェックアウトできる
こういった理由から既婚者の不倫に多く選ばれているようです。
既婚者の浮気率
既婚者の浮気率(男性)は、日本では25~40%。約3~4人に1人の割合で既婚男性は浮気しているという計算です(ちなみに、女性の浮気率は、14~23%と言われているようです)。
地方よりも都会に住んでいる人のほうが、男女両方とも浮気の可能性が高まる様子。
では、浮気しやすい人とはどんな人なのでしょうか。
男女問わず、以下のような特徴に当てはまる人は浮気する可能性が高くなります。
- 男でいたい、女でいたいという気持ちが強い
- お金に余裕がある
- 会社など、飲みの場に行くことが多い
- 異性の友達が多い
- 寂しがり屋
- お酒が好き
- 付き合っているときに一度でも怪しい行動をしたことがある/浮気していたことがある
総じて、『お金に余裕があって、異性がいる飲みの場に行くのが好きな人』は浮気する可能性が高くなるようです。
浮気のきっかけは、最初から離婚も視野に入れてやっている人はほとんどおらず、『ちょっとだけ……』『すぐやめようと思ったけれど、やめられなくて……』という人が多い模様。
出会い系サイトやSNSで手軽に異性と出会える世の中。お試し感覚の軽い気持ちでアパ不倫してしまう既婚者は多いようです。

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