あなたは誰かに待ち伏せされた経験、もしくは待ち伏せをした経験はありませんか?
例えば中学生くらいの頃は、思いを寄せている相手のことを校門の前で待ち伏せしたりなんてこともあったのではないでしょうか。
学生の頃だと甘酸っぱい響きを持つ待ち伏せも、大人になるとどこか危険な匂いがしますよね。
待ち伏せをする人はどんな心理状態なのでしょうか。
何を期待し、何を望んでいるのでしょうか?
この記事では待ち伏せする人の実態について解説していきます。
好きな人を待ち伏せ|最寄駅でこれってダメ?
好きな人の姿を一目でもいいから見たい。
そんな気持ちで相手の最寄駅で待ち伏せをしてしまう。
デートの誘いや、好きな気持ちを伝えたくても偶然を装わなければ面と向かって話す勇気が出ない。
そんなもどかしい気持ちはよく分かります。
しかし、問題は相手がどう思っているかです。
相手が迷惑だと感じている場合、待ち伏せを繰り返すことによってストーカー規制法で裁かれてしまう可能性があります。
待ち伏せして脈ありか判断してる?
偶然に誰かとバッタリ出くわしたとき、人はその人に対する印象がつい表情に出てしまうものです。
恋愛的・もしくは友好的に行為を頂いている相手と偶然会うと自然に笑顔になりますし、その逆に例えば苦手な上司にバッタリ遭遇すると、一瞬顔が引きつってしまいます。
待ち伏せをする人は、相手の一瞬の表情を見て自分が脈ありか判断しようとしているのかもしれません。
職場で待ち伏せする女がいました
1年ほど前のことです。
仕事を終え、オフィスから出た正面に1人の女性が立っていました。
そのときは気にも留めていませんでしたが、家でくつろいでいるときにふと思ったのです。
「あれ?あの女の人昨日もいなかったっけ?」
やはり翌日もその女性は会社の前に立っていました。
そこに立っている理由はわからないにしろ、私は怖くなり速足に…。
そしてその翌日。ついにその女性に話しかけられました。
「○○さんですよね?私のこと覚えてますか?」
記憶を思い返しても全く心当たりがありませんでしたが、名前を言われてハッとしたのです。
高校生の頃の2歳年下の後輩でした。
といってもその当時も全く面識はない中、ある日突然ラブレターをもらったのです。
当時の私はどうしていいのかわからず、結果的にそのラブレターに対する返事をしないまま卒業してしまいました。
「あのときの返事を聞かせてもらってもいいですか?私ずっと待ってたんです…。」
私は少しの沈黙のあと、
「ごめんなさい……」と言い、逃げるようにその場を離れました。
襲る襲る振り返るとその場で泣き崩れている彼女の姿が見えました。
その翌日以降、彼女が会社の前で立っていることはありません。
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