サレラリという言葉をご存知でしょうか。
インターネットの2chという掲示板から発祥した言葉だそうで、おそらく正式な日本語ではないでしょう。
私がこの言葉を知ったのも3年ほど前だったと記憶しています。
信頼していたパートナーが浮気していた事実が判明したとき。
このサレラリ状態になってしまう女性は多いはずです。
サレラリとはどんな状態を指す言葉なのか?
そしてサレラリ期に突入した女性を待つ末路について解説していきます。
サレラリ期とは?
サレラリとは、
”不倫をされたショックで(サレ)、おかしな心理状態になる(ラリ)”
という意味合いの言葉です。
おかしな心理状態とは、ただ浮気されたショックでひどく落ち込むというものではなく、普通なら考えつかないような行動をしてしまう、という状態を指します。
例えば、浮気した旦那さんの心を取り戻したいあまりに、
・旦那さんにそれまで以上にとことん尽くしてしまう
・嫌だと思いつつも、旦那さんの体を求めてしまう
・旦那さんが浮気をしていないか四六時中気にしてしまう
・自分のせいで旦那さんが浮気したと思い込んでしまう
・旦那さんを振り向かせるために、容姿などの女磨きに走ってしまう
といった症状があります。
なぜそうなってしまうのかというと、旦那さんが浮気をしたという事実を受け入れられないからです。
また、自分が変わることで旦那さんの気持ちを取り戻せるかもしれない、という思い込みがある場合もあります。
いずれにせよ、ショックのあまりに自分を見失い、不安定な心理状態が不安定な行動を誘発している状態といえるでしょう。
サレラリを抜け出すタイミング
サレラリを抜け出すには、しっかりと自分自身と向き合うことです。
サレラリ期は旦那さんが軸となったモノの見方をしてしまっている時期です。
全ての行動や考え方が、旦那さんに振り回されている状態になっています。
しかし、浮気は本来あなたの問題ではなく、旦那さんの問題。
あなたはあなたの人生にしっかりと向き合うべきなのです。
これからどういった人生を歩みたいのか。
あなたにとって幸せとはなんなのか。
しっかりと考える時間を取ることが大切です。
ただ考えるだけではく、頭の中に浮かんだ言葉を全て紙に書き出すと、自分自身の思いを整理することができます。
自分自身と向き合って、自分軸で生きていく覚悟ができたとき。
自然にサレラリ期から抜け出せているでしょう。
サレラリから離婚へ
サレラリ期を過ぎた女性はどういった選択をするのでしょうか。
夫婦関係の再構築をしていく場合は、いい意味での諦めが必要なのかもしれません。
元の関係に戻ろうとしない、元の関係に戻るために特別なことをしたり頑張ったりしないこと。
一度壊れた信頼関係を修復するのは想像以上に難しいものです。
ある意味、時の流れに身を任せるくらいの心構えでいた方が上手くいくものです。
逆にサレラリ期を経て、離婚を決意する場合もあるでしょう。
自分にとっての幸せとは何なのかを考え、導きだした結論なら誰にも止めることはできません。
離婚する場合は、浮気された慰謝料の請求や、親権の手続きなど大変なことがまだまだあります。
1つ1つしっかりと乗り越え、幸せな未来へ向けて少しずつ歩んでいくことが大切です。
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