愛していたパートナーの浮気が発覚したら、あなただったらどう思いますか?
怒りや無力感、やるせなさなどいろいろな思いが交差することでしょう。
そして、パートナーとの離婚を決意する方が多いかと思います。その気持は当然のことですよね。
しかし、離婚は思いたってすぐに行動できるほど簡単なことではありません。
慰謝料や子供のこと、離婚後の仕事や住居のことなど考えるべきことや準備の必要なことが山ほどあります。
旦那が浮気を長期間続けています
Eさんは旦那さんの長年に渡る浮気に頭を悩まされていました。専業主婦で子育てに忙しく、日々を過ごしていたEさん。
パートナーはいわゆる亭主関白なタイプで、家庭内の物事の決定権は全て旦那さんが握っています。
うっすらと見え始めた浮気の兆候がだんだんと確信に変わっていく間に、旦那さんに問い詰めようと思ったことは何度もあったといいます。
しかし決定的な証拠を掴まないと、口論になると旦那さんに論破されてしまうのは、普段の関係性から考えても明らか。
それに離婚したあとの生活などを考えると、踏み出す勇気が出なかったのです。
既婚者の浮気率は?
信じていた配偶者に浮気されてしまうと、
「どうして私だけがこんな目に?」とつい思いがちですよね。
しかし、yahooの調査データによると、既婚者の浮気は決して珍しくもないようです。
浮気をしたことはない | 77.4% |
過去に複数回ある | 11.4% |
過去に1回だけ浮気したことがある | 8.9% |
現在浮気をしている | 2.3% |
引用元:株式会社RCL,全国の40代~50代既婚者結婚10年目,1078人に調査
既婚者の不倫をしているについては、合計値では22.6%のもの人が浮気している、していたという計算になります。
既婚男性が浮気してしまう理由
そもそもどうして既婚男性は浮気に走ってしまうのでしょうか。
考えられる心理としては、
- 家庭に居場所がない(奥さんに構ってもらえない)
- 仕事でストレスフル
- 奥さんを女性として見れなくなってしまった
- もともと浮気性
こういった可能性が考えられます。
妻側としても、直せる所は直したほうがいいでしょう。
旦那さんにとって家庭に居場所がないというのは、奥さんが子供との関係性ばかりを大事にし過ぎてしまい、
旦那さんは蚊帳の外、といった状態ですね。
奥さんを女性として見れなくなってしまった、は、最低限髪型を整えたり、一日中部屋着でいたりというのはやめて出来得る範囲で女性を取り戻しましょう。
浮気を一年以上続けているとどうなるの?
しかし、もともと浮気性であったり、奥さんにバレなければいいや!というのは
許せない行動です。不倫を長く続けている男性にとって、奥さんも「どうせ離婚もできないだろう」と
奥さんの足元を見て確信犯で浮気している男性も多くいます。
それでは、一夜の過ちと、浮気を一年以上続けているのとでは法的にみて何が違うのでしょうか。
まず、不倫期間が十年以上続くと、慰謝料が増額になるケースが多いようです。
また、5年以上の不倫関係があった場合にも、慰謝料が増額になる判例も存在します。
ただし、不倫期間が長くなったからといって、慰謝料が飛びぬけて高額になるということもありませんので、
旦那さんが不倫しているのでは?と疑った時から傷が深くならないうちに浮気は止めさせたほうがいいですね。
旦那さんの浮気が本気なのか見極める方法
旦那の浮気が本気だろうが出来心だろうが許せないのには変わりありませんが、
万が一本気であれば、離婚を迫られる可能性もあります。
では、旦那の浮気が本気かどうかチェックしてみましょう。
クリスマスなどのイベント日に家を空けるようになった
ずっとスマホを使ってる※浮気相手に返信しているから
休日出勤が突然多くなる
いきなり金遣いが荒くなる
このように、あなたや家族を大事にしてくれているか?が最も重要なポイントです。
反対に、浮気相手に本気であればあるほど、お金を浮気相手の女に使おうとしますし、
休日も女と過ごすようになります。
夫の浮気の兆候
Eさんが旦那さんの浮気に気づきはじめた最初の兆候は、車に残されていた缶コーヒーの空き缶でした。
ブラックコーヒーしか飲まない旦那さんの車の中に、甘いカフェオレの空き缶。
そしてその缶にはうっすらと口紅の跡が。
その時点では少し違和感を感じたくらいで、浮気だとは思っていませんでした。
本格的に浮気の可能性を感じはじめたのは、旦那さんの仕事の帰りが遅い日がじわじわと増えてきていること。
そして月に一度のペースで実家に一泊帰省するようになったことです。
母親の体調が良くないとのことでしたが、毎年律儀に手書きの年賀状を送ってくれる義母の体調がそこまで悪いとは思えなかったといいます。
離婚待ち5年
Eさんが旦那さんの浮気に勘づき始めてから長い月日が経過しました。
定期的な残業や外泊、そして旦那さんの服装も少しずつ変化していきます。
浮気を確信したのは、車の中に落ちていたラブホテルのメンバーズカード。
この期間でEさんの心境も少しずつ変化していきます。
離婚を決意し、そのための準備を始めたのです。
お子さんが中学生になったことをきっかけにパートを始め、自分の収入を確保し始めました。
自分で証拠集めをすることに限界を感じたEさんは探偵事務所に依頼。
証拠が揃い、旦那さんに離婚話を持ちかけたときには、最初の兆候から実に5年の月日が流れていました。
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