浮気相手に本気の恋心を抱き、これまで夫婦関係を築きあげてきたパートナーと離婚をしてしまう男性が、世の中にはたくさんいます。
離婚はそう簡単にできるものではありません。
金銭的な代償はもちろんのこと、いくら浮気相手に本気だったとはいえ、元パートナーに向けての償いの気持ちや、これまで育んできた思い出がフラッシュバックしたりと、心理的な代償もあるのです。
その代償を受け入れてまで離婚し、浮気相手を選んだ男性は結局幸せになれたのでしょうか?
この記事では浮気相手に本気になり離婚し、再婚したA氏の体験談をその末路まで記していきます。
もし今現在、パートナーの浮気に頭を悩ませている方や、自分自身が浮気をしていて、尚且つ本気になってしまっている方の、なにか参考になれば幸いです。
浮気相手と結婚したいA氏の体験談
A氏の浮気が始まったのは、Bさんとの結婚生活が4年半過ぎたころです。
取引先の社員だったCさんと、共通の趣味があったことをきっかけに親しくなり、いつしか体の関係も持つように。
最初は軽い気持ちだったA氏ですが、段々と恋心が芽生えてきている自分に気付きます。
Cさんもどうやら同じ気持ちのようです。
このときA氏は37歳。Cさんは28歳で独身でした。
当時のA氏の奥様であるBさんはA氏と同い年の37歳で、2人の間には3歳になるお子さんがいました。
まだ20代だったCさんから好意を持たれていることが嬉しかった、とA氏は当時を振り返ります。
浮気が始まって半年後に奥様であるBさんが旦那の言動を不審に思い、浮気に気付き始めます。
そこから4か月ほど経ったある日、不貞行為の動かぬ証拠を掴んだBさんは離婚話を切り出したのです。
その頃には完全にCさんに心移りしていたA氏。
子供やBさんに対しての家族愛はありましたが、それ以上にCさんにのめり込んでいました。
多額の慰謝料の請求も受け入れ、離婚する道を選びます。
浮気相手と再婚 後悔したA氏
晴れて独身になったA氏は、順調にCさんとの交際を続けます。
そして離婚からわずか1年後にはCさんと再婚。
A氏が39歳、Cさんが30歳のときのことでした。
略奪愛の末に結婚した2人は幸せな生活を営みます。
いわゆるラブラブな夫婦です。
しかし、その熱い気持ちも長くは続きませんでした。
再婚から3年ほどの月日が経ったある日。
A氏は小さな違和感を感じ始めます。
浮気関係が始まったときから5年が経ち、いつの間にか当初の恋愛感情が無くなっていたのです。
そして、Cさんの気持ちも冷め始めていることに気付きます。
ふとしたことで口論になることが増え、Cさんが外出する頻度も増えた気がします。
元々は自分との不倫関係になることを受け入れていた女。
恋心が芽生えると盲目になりがちなことは、A氏がよく知っています。
一度気になり始めると、Cさんの1つ1つの言動が信用できなくなってきたA氏。
不信感が増大した彼は、決定的な証拠を掴もうと探偵事務所に依頼。
そしてCさんが見知らぬ男とホテルから出てくるところの写真を突きつけられるのです…。
もし元奥様のBさんに浮気がバレてしまったときに、自分が改心していたら。
あのとき本気で謝罪し、やり直すことを誓えていたら。
後悔してもしきれない、とA氏は嘆きます。
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