「気持ち悪い」――旦那さんにそんなことを言われたら、時が止まってしまうかのような衝撃を受けると思います。
なぜ旦那さんはそんなひどいことを言ってきたのでしょうか。
今回は、旦那さんがあなたに「気持ち悪い」と言った意味を考えてみたいと思います。
気持ち悪いと言われた理由
旦那さんに「気持ち悪い」と言われた女性A子さんのケースを紹介します。
A子さんは毎月生理からくる情緒不安定に苦しんでおり、その日もイライラしていたそうです。
旦那さんがA子さんにトイレットペーパーを買ってきておいて、と言われたことを忘れると、A子さんは烈火のごとく怒りました。
しかし、数時間後には気持ちが落ち着き、A子さんは言い過ぎたかなと思い、「ケーキ食べる?」と笑顔で旦那さんに話しかけたそうです。そのときです。
旦那さんはA子さんに「気持ち悪い」と言い放ちました。
旦那さんからすると「さっきはすごい形相で怒っていたのに、今さら何事もなかったような顔をするのはなに!?怒りを俺に好きなだけぶつけてきて、俺はお前の感情を受け止めるミットじゃねーぞ!
そのあとも、切り替えが早すぎて俺には理解できない。
俺をこんなに困惑させたり、おびえさせといて、何事もなかったようにふるまうなんて気持ち悪い!」と思ったそうです。
生理が重く、ツラさの分かる女性なら、A子さんに同情するでしょう。
しかし、男性には生理がないので、A子さんの感情の起伏についていけず、「気持ち悪い」と精一杯の攻撃をしてしまったのです。
理解できないものに対して、恐れを抱いたことから「気持ち悪い」という発言になったのだと考えられます。
思いやり不足になってないか
夫婦の円滑な関係を築くためによく言われる言葉が「おもいやり」です。
思いやりとは、「相手を思いやること」。
旦那さんはあなたと性格も価値観も違います。
そんな相手に対して、相手がのびのびと過ごせるように気を配ることが「思いやり」といえます。
生理中でイライラしていたからとはいえ、A子さんは「これを言ったら、旦那さんはどんな気持ちになるか」と相手を思いやることが必要だったのではないでしょうか。
男女脳の違い
男女の脳には差があります。
男性は「論理性」を重視する反面、女性は「感情」を優先します。
男性は「ひとつのことに集中」するのが得意ですが、女性は「同時に複数のことをやる」ことが得意です。
A子さんのように女性は物事の切り替えが脳の構造上早いのです。
しかし、男性はそれがうまくありません。
「どうしてそうなったんだ?」と男性は深く考えてしまうことを覚えておきましょう。
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